2025年も、いよいよ残り数時間となりました。
今年は、日本初の女性首相が誕生するという歴史的な出来事がありました。経済面では、米の価格が高止まりするなど物価高の影響が続く一方、日経平均株価は史上初めて5万円台を突破し、年末を迎えるという印象深い一年でもありました。
私自身にとっても、2025年は人生の大きな節目の年となりました。
7月に、40年以上にわたる公務員生活を終え、税理士としての第二の人生をスタート。特に、9月24日に税理士登録を果たしてからの約3ヶ月間は、息つく間もないほどの濃密な日々で、「自分で自分を褒めてあげたい」と素直に思える、充実した時間を過ごしました。
この一年を振り返るとともに、今後、国税の職場を退職して税理士としての道を考えている後輩の皆さんに、少しでも参考になればとの思いで、この投稿を記します。
税理士登録までの道のり
退職日は7月10日でしたが、税理士登録に向けた準備は、実はゴールデンウィーク前から始めていました。頭の体操も兼ねて、自分で名刺の作成に取り組み、住所欄は空欄のままでしたが、5月14日には初稿を完成させていました。
東京税理士会の登録申請期限は、7月15日必着。
しかし、申請には「事務所の所在地の確定」と、「職歴証明書(国税OB用)」の提出が必要です。しかも、職歴証明書は退職後でなければ取得できません。
私の退職日は7月10日。今年は7月12日が土曜日、13日が日曜日だったため、提出期限までのスケジュールは非常にタイトでした。さらに私は高松国税局勤務だったため、証明書の取得・書類準備・郵送まで、まるで“ナローパス”を通すような綿密な段取りが求められました。
事務所の準備と登録申請
事務所の場所探しも、簡単なものではありませんでした。ネットを活用して複数の候補を見つけ、6月上旬には、全国国税局長会議の最終日の午後に現地見学を予約。その後、6月中旬の週末に上京し、契約を締結しました。
退職当日の7月10日には、高松国税局で辞令交付を行ったのち、すぐに自家用車で高松を出発し、その日のうちに帰宅。翌7月11日には、国税庁へ赴き、職歴証明書を受け取りました。地下のコンビニで書類をコピーし、フリースペースで税理士登録申請書を整え、ゆうパックにて東京税理士会へ提出しました。
こうした綱渡りのスケジュールの中で、無事に9月24日、税理士登録を果たすことができました。
開業準備と今後に向けて
とはいえ、開業しても最初から仕事のあてがあるわけではありません。
「何かを始めなければ」という思いから、7月中旬以降は事務所のホームページ作成に取り組みました。YouTubeなどを参考にしながら、Webページの準備を少しずつ進めていきました。
登録を待つ間には、お世話になった方々との懇親会に参加したり、先輩税理士の皆さまへのご挨拶まわりを行ったりと、徐々に「税理士」としての実感が湧いてきました。
9月上旬には、e-Taxを活用して以下の手続きを行いました:
- 開業届の提出
- 青色申告承認申請書の提出
- 適格請求書(インボイス)発行事業者登録申請の提出
さらに、開業届の提出後には、銀行で屋号付きの口座開設手続きも行いました。
その後、税理士会から9月24日登録予定との連絡を受け、名刺にも「税理士」の肩書を入れ、ようやく事務所としての体制が整ってきたところです。
税理士登録後の活動状況については、過去の投稿にてご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
2026年は、実務を通して経験を積み重ね、「信頼される税理士」として、一歩一歩着実に歩んでいきたいと思っております。
本年お世話になった皆さまに、心より感謝申し上げます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


